歴史
テルマエ ロマエとは?
古代ローマと日本を風呂をタイムマシンに時空を超えるある意味SFマンガです。
今回放送されるのは、そのマンガが実写で制作された映画であります。
ローマ人の主人公をどうやって実写化するのかが、話題でしたが、
そこを阿部 寛にしたのがこの映画のおおきなツカミ(ツッコミどころ?)です。
気になるキャストは日本人!!
阿部 寛(ルシウス)
上戸 彩(山超真実)
市村正親(ハドリアヌス)
北村一輝(ケイオニウス)
宍戸 開(アントニウス)
勝矢(マルクス)ローマ人の役も顔の濃い日本人俳優が勢ぞろい!しかも、まったく違和感がない!現代映画の七不思議では!?
あらすじ
物語は、ルシウスが生真面目な性格が時代の変化に合わず、職場をクビになってしまうことからスタート。気分転換にと友人に誘われ公衆浴場(テルマエ)にやってきたルシウスは、突然そこで溺れてしまい、気がつくと現代日本の銭湯に・・・。漫画家志望の山越真実(上戸彩)ら、見たこともない平たい顔ばかりを前に途方に暮れるルシウスは、ローマよりも遥かに進んだ風呂文化を目の当たりにして愕然とする。
映画の舞台、古代ローマはこんなところ
紀元前753年 – 1453年の約2100年もの間、ヨーロッパの都市国家からはじまり地中海沿岸で繁栄を極めた世界帝国。
ローマ市民は働いていなかった!地中海世界を支配したローマ帝国は、広大な属州を従えていた。それらの属州から搾取した莫大な富はローマに集積し、ローマ市民は労働から解放されていた。
パンや穀物が無償で提供された!権力者は市民を政治的無関心の状態にとどめるため、パンや穀物を市民に無償で提供した。
市民は毎日で娯楽を観戦していた。権力者はキルケンセス(競馬場)、アンフィテアトルム(円形闘技場)、スタディウム(競技場)などを用意し、毎日のように競技や剣闘士試合といった見世物を開催することで市民に娯楽を提供した。
登場人物のモデルはこんな人
第14代ローマ皇帝(在位:117年 – 138年)。ネルウァ=アントニヌス朝の第3代目皇帝。帝国各地をあまねく視察して帝国の現状把握に努める一方、トラヤヌス帝による帝国拡大路線を放棄し、現実的判断に基づく国境安定化路線へと転換した。
ハドリアヌスは、ローマ皇帝のなかで初めて髭を生やした皇帝である。
ハドリアヌスは恩義に厚い皇帝だった。大浴場を訪れた際、老人が石鹸のついた背中を壁面で擦り落としているのを見たハドリアヌスは、老人が自分の指揮下にいた元百人隊長であることをすぐに思い出し、体を清める専門の奴隷すら雇えない経済状況に同情してその老人に料金の負担を申し出た。後日、この噂を聞きつけたローマ中の老人がこぞって浴場の壁面に背中をこすり付けたという。
実はハドリアヌスは同性愛者(ゲイ)だった。当時のローマでは男色は嫌悪されることではなかったが、大っぴらにするようなものでもなかったため、公にされることはほとんどなかった。
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