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【頑張れSHARP】画像で見るシャープの歴史!初めてづくしの100年史

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歴史

1912年(大正元年)

ベルトのバックルの発明より歴史は始まる

東京日本橋に生まれた早川徳次が、金物職人の修行中だった18歳の時、ベルトに穴をあけず締められるベルトを発明。

大正元年(1912年)当時の卸価格で1銭。いきなり33グロス(約5,000個)の注文が舞い込むなど、大ヒットし、奉公から独立の道を歩むことになる。

1915年

社名の由来はシャープペンシルの発明だった

金属式”繰り出し鉛筆”を発明し、欧米でも日本でも大ヒット。商品名「エバーレディシャープペンシル」がのちの社名の由来となる。

1924年

1921年当時の工場の様子

シャープペンシル工場では流れ作業方式を導入

シャープペンシルの大成功により、工場では200人の従業員が勤務するまでに急成長を遂げた。

しかし1923年の関東大震災で工場は全焼、妻と二人の子供までも失ってしまう。

失意の早川は負債を整理した後、大阪へ引っ越す

現在も本社が大阪にあるのはこうした経緯による

しかしここから総合家電メーカーとしての輝かしい歴史が始まるのであった

1925年

ラジオ時代の幕開く、日本初の鉱石ラジオ

1924年「早川金属工業研究所」設立。
日本でもラジオ放送が始まるのを受け、日本で初めて鉱石ラジオの製品化に取り組む。

1929年

みんなで聴ける、初のスピーカー付きラジオ

それまでのイヤホンで聴くラジオでなく、スピーカーでみんなで聴ける真空管ラジオ「シャープダイン」を開発。放送の普及に伴い業績も拡大。

※当時の価格は65円。いまの価格では35万円程度

1953年

国産第1号テレビ発売、テレビの時代が始まる

戦後の大不況で倒産寸前に追い込まれるも、1931年より開発に着手していたテレビの量産化に成功。
1960年にはカラーテレビを発売。

アサヒグラフに掲載された第1号テレビ広告

高卒公務員の初任給が5400円(平均月給が8,200円)の時代に、TV3|14T型は17万5000円もしていた。

1962年

日本で初めて電子レンジ「R-10」を量産化

昭和30年代に入り、家電ブームが始まる。火を使わない魔法の調理器は最初ホテルなどの業務用から広まっていった。

※1962年当時の業務用電子レンジの販売価格は54万円(当時の乗用車の価格は約50万円)。レストラン、列車の食堂車、オリンピックの選手村、パン屋(ホットドッグ用)などに導入されたという。

1963年

太陽電池の量産を60年代からしていた

当時は「次世代エネルギーの夢」も高まり、大手メーカーが相次ぎこの業界に参入するもじきに撤退。しかしシャープは開発を続行。

※写真はシャープが初めて量産化した太陽電池モジュール

1964年

世界初のオールトランジスタ電卓

東京五輪が開催され、テレビブームも絶頂期の中で「次の一手」として世界初のオールトランジスタ・ダイオード電卓「コンペット CS-10A」を開発・投入。事務や経理部門における業務の大幅な効率化を実現した。歴史的な偉業として英国の大英科学博物館にも永久保存されている。

※発売時の価格は53万5,000円。これは当時の1,300ccクラスの一般乗用車とほぼ同じという、かなりの高額商品だったが、電子計算機としての画期的な計算スピードと静音性で、国内外でヒット商品となった。

1966年

世界初のターンテーブル式電子レンジ「R-600」

ビートルズ来日の年には庫内でぐるぐる回って食品をむらなく温める画期的なレンジを発売。電子レンジの形を決定づけた。

※当時発売価格198,000円(現在の貨幣価値で200万円)

1969年

世界初のLSI電卓で画期的な小型化

1969年に月面着陸したアポロの技術である最先端LSIを用い、初めて手のひらに乗るサイズとなった電卓「マイクロコンペット」が大反響。

※1.4kg、99,800円

1972年

世界初のチャンネル数字画面表示カラーテレビ

1970年に「シャープ株式会社」へ社名変更。今や常識である「画面上にチャンネル数字」もこの製品が初めてだった。

1973年

▼外部リンク 出典元

【頑張れSHARP】画像で見るシャープの歴史!初めてづくしの100年史



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