歴史
邪馬台国の女王、卑弥呼の墓という説もある奈良県桜井市の箸墓(はしはか)古墳の調査が決まりました。
考古・歴史学系の15の研究者団体に立ち入り調査を許可奈良県・天理市にある西殿塚古墳の調査も併せて許可されました。
調査は歩いて見るだけで、発掘や遺物の採集はできない
なぜ宮内庁が許可を出すの?
宮内庁は、皇室関係の国家事務や、天皇・皇族の生活を支える行政機関です。
宮内庁が箸墓古墳を孝霊天皇の皇女の墓として指定している第7代孝霊天皇の皇女、倭迹迹日百襲姫命大市墓として厳格に管理しており、考古学者でさえ立ち入り禁止になっています。
全国の50箇所ぐらいを天皇陵として宮内庁が管理している巨大古墳の多くは、天皇家の墓(天皇陵)として宮内庁が管理しています。
箸墓古墳がなぜ卑弥呼の墓と言われているの?
古墳の築造時期が卑弥呼の死亡時期と重なっていた
文献「魏志倭人伝」に書いてある卑弥呼の墓の大きさが一致
ただし否定的な意見も
年代測定の結果からいきなり卑弥呼の墓だというのはおかしい
卑弥呼は前方後円墳で奉られることはない卑弥呼とスサノオ尊の血を引き継いでいる象徴の「前方後円墳」で卑弥呼が奉られるというのは、民族的にあり得ないとのこと。
他にもある卑弥呼の墓
福岡県糸島市にある平原遺跡
大分県宇佐市にある宇佐神宮
佐賀県にある吉野ヶ里の墳丘墓
奈良県御所市の玉手山
参照リンク
“卑弥呼の墓”調査を許可 宮内庁、研究者団体に – 47NEWS
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