歴史
2月22日はニャーニャーニャーの猫の日-はてなブックマークニュース
最古のネコって
約9500年前、地中海にあるキプロス島・シルロカンボス遺跡から、人間と埋葬されたネコの骨が出土している
子ネコであったこと、人間と同じ方向で埋葬されていたなどから、ペットとして飼われていたと推測されている
飼われだしたのは1万年前、メソポタミアの麦栽培からと言われ、他にもいくつかの地域で独自に開始され広まったという説もある
古代エジプトでは愛されまくってたネコ
ネコは太陽神ラー、女神バスト、戦いの神シェカメットのような、さまざまな神の象徴とされていた
ネコは宝物として扱われ、国外への持ち出しを禁止されていた
飼いネコが死ぬと、家族は眉を剃り落として喪に服したという
また、小動物の狩りや毒ヘビ退治にも重宝されていたという
そんなネコにも暗黒時代があった
迫害は7世紀、キリスト教が異端とみなしてたグノーシス派を、「黒ネコに姿を変えた悪魔と手を結んでいる」と非難したのが始まり
中世キリスト教の社会における異端審問「通称:魔女裁判」では、ネコは「魔女の手先」として忌み嫌われ大量虐殺される
ネコの大量虐殺によって、天敵がいなくなったネズミが大量発生、そのことが原因でヨーロッパにペストが大流行
ペストにより、人々はネズミを退治するためにネコを飼いはじめ、ネコは迫害の時代から開放されることになるネコの大切さを知った人間たち
日本人とネコ
約2000年前、弥生時代からネコがいた形跡が残っている
稲作伝来時、穀物を守るために大陸から運ばれた考えられている
古墳時代から作られている須恵器には、ネコの足跡つきのものが、発見されたりもしている
日本の文献に初めて実在のネコが出てくるのは平安時代のことで、宇多天皇の日記「寛平御記」に登場するその後、「枕草子」や「源氏物語」にも登場した
江戸時代から放し飼いが始まり、尻尾の短いネコが好まれるように
現在では「猫の日」なんてものも登場
1987年に社団法人ペットフード協会が2月22日を猫の日と制定
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